2021年05月22日(土)
歯科疾患の本質的な考え方
こんにちは 歯科衛生士の小山です!
GWに院長と共にセミナー参加して参りました!
そこではまず自然と生きるということは何なのかということを学びました。
1930年代の先住民の歯の状態を調べた研究があるのですが、驚くべき事に歯ブラシをしなくてもむし歯、歯周病、歯列不正の発生率が0に近い状態でした。しかし、文明化や欧米化が進んだ結果、伝統的な食事から加工食品に食事のあり方が変わる中でう蝕や歯周病、また不正咬合が急速に増加していることが分かり、食生活の変化が口腔疾患に及ぼす影響が非常に大きいという事が示されていました。歯科疾患の予防に大切なのは歯を磨くこと以上に食生活を見直す必要があるということがよく分かりました。
加工食品を多く摂取することにより口腔内が不潔になりやすくなる為、歯ブラシが必要になったとも考えられます。
ですが、今の歯科疾患を含め日本の医療の事を考えてみると歯に穴が空いた、歯がグラグラしてきたという問題を削って詰める被せる、抜いて入れ歯にしてしまう、また薬で症状を緩和させるなど対症療法がほとんどです。
ですが本当に大切なことは、なぜ歯がグラグラしてきたのか、なぜ歯に穴が空いてしまったのかなぜ歯が痛くなったのかを考える必要があると思います。そうなってしまった背景や生活習慣を治さない限り根本的な解決にはならないのです。
そこには加工食品、電磁波、姿勢 運動など様々な背景があると思われます。
歯科疾患があるということは体の不調の現れです。上記にも記載した通り食生活を主とする生活習慣の乱れがドミノ倒しの様に不調を招き、気づいた時には糖尿病、高血圧、脳卒中、心不全など様々な全身疾患が起こる可能性があります。
歯周病、むし歯が発症したということは病気のスタート地点に立っている可能性も否定できません。
歯科疾患をきっかけに生活習慣を改善することが一番大切だと思います。
また現代の社会には社会毒という概念があります。これは人間社会が作り出した、本来人が、食べなり使ったりしなかった物質の総称で、急性的な毒性はないのですが体に蓄積しつつ体に悪い影響を及ぼすと考えられるものです。これらは、薬、ワクチン、砂糖、添加物、油、放射線物質、電磁波、フッ素、金属など様々なものが挙げられます。
この社会毒の中には歯科と関連が高いフッ素や金属が入っていますので我々はなるべく金属、フッ素を使わず体に最良の物を患者様には提案しております。
人間は生き物なのでなるべく自然なものを食べ自然と触れ合うのがあるべき姿だと深く感じました。
もし歯周病やむし歯で悩んでおり、対症療法ではなく根本療法を行いたい、生活習慣を変えたいと思う方、私達と一緒に向き合いましょう!私達がお手伝い致します!
以上小山でした。