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- 診療の流れ
初診の方は必ずお読みください。
当院では、歯科疾患(むし歯、歯周病など)の根本的な治療を行うことが歯を失わないための最善の対応であると考えています。そのためメディカルトリートメントモデル(MTM)といった予防を軸とした診療を行っております。初めての方は必ず次の内容をご確認下さい。
初診時には口腔内診査とカウンセリングを皆様におこなっております。
(歯が痛いなどの緊急性が高いと思われる場合には応急処置を優先する場合もございます。)
2回目の来院時に初診時の検査結果、問診の結果をもとにまずは現状とリスクをしっかりご説明し、むし歯や歯周病の根本原因である、口腔内の悪くなってしまっている環境の改善(歯垢や歯石といった感染の除去)、食生活やご自宅での口腔ケアなどの生活習慣の改善を優先的に行っていきます(初期治療)。
削る、詰めるといった本格治療は口腔内が感染のない健康な状態になってから行い、治療後はメンテナンスで維持していくという進め方になります。
なぜなら歯科疾患の原因は口腔内の細菌感染であるため、細菌数が多い状態で行うとりあえずの治療では将来へ問題を残してしまう可能性が高く、長い目で見ると歯の寿命を縮めてしまうことにも繋がります。
そのため、「検査や予防は必要ではない」、「困っているところだけパッと治してほしい」、「メンテナンスは必要ないので将来は入れ歯でもいい」といった対処療法をご希望の場合は、当院の治療方針がご意向に沿わない可能性がございます。
逆に以下のようなご要望をお持ちの患者様にはご満足いただける可能性が高いと考えております。
初診からの診療の流れ
ご予約
患者さんをお待たせしないように、当クリニックは予約診療制です。
まずはお電話 (03-6915-1627)、もしくは Web予約 からご予約をお願いします。
カウンセリング・コンサルテーション
ご予約の日時にご来院いただきましたら、受付で保険証のご提示をお願いします。そして問診表にご記入ください。
問診表の内容にもとづき、カウンセリングコーナーでお話を伺います。気になることやご質問がありましたら、お気軽にお聞かせください。
口腔内検査
各種検査を行いお口の中の状態やリスクを把握し記録します。
各種検査の詳細はこちら
- レントゲン検査
- 口腔内写真検査
- 歯周検査(歯周ポケット検査・出血検査・動揺度検査など)
- 位相差顕微鏡による口腔内細菌の特定検査
- プラークスコア検査
- 唾液検査 \3,000(税別)
虫歯のリスクや虫歯の進行する原因を調べる大切な検査なので、当院ではできるだけ皆様に受けていただく事を推奨しております。
虫歯リスク検査(唾液検査)
食生活や口腔内の環境を整えながら虫歯になりにくい状態への改善策を考えて行きます。
虫歯リスク検査(唾液検査)について詳しくはこちら
検査当日は以下のことを避けてください。
- 来院直前の激しい運動
- 1時間以内の飲食、喫煙、歯磨き
- 5〜6時間以内の殺菌効果がある歯磨剤、洗口液などの使用
- 検査時に口紅、リップクリームの使用
初期治療
患者様と歯科医・歯科衛生士が協力し虫歯や歯周病の本質的な原因である口腔内環境を整える期間です。
具体的に何をするか?
担当歯科衛生士によるホームケア指導や歯に付着した感染源(歯石、バイオフィルム)の除去。
患者様には、衛生士の指導のもとホームケアの質を上げていただきます。
古い銀歯や虫歯の穴があるために歯ブラシや清掃が困難な場合には、歯科医師が適切な状況に改善します。痛みなどの対応も初期治療中に行います。
再評価
再評価(歯周病菌の検査)
初回検査時(歯周病菌の検査)
再評価(虫歯リスク検査)
初回検査時(虫歯リスク検査)
初期治療による口腔内環境の改善度を確認します。この時点で問題点(深い歯周ポケットや、進行した虫歯など)がある場合には歯科医師による治療に続きます。
口腔内環境が改善された状態で治療をすれば予後も良好で再発のリスクも低いです
治療
歯科医師が治療計画に基づき治療を行います。
患者様の症状に合わせて、さまざまな治療に対応します。
メインテナンス
整った口腔内環境を生涯にわたって維持していくために、担当衛生士が定期的に口腔ケアをしていきます。生活環境の変化などがあればホームケアのアドバイスもさせていただきます。