医院ブログ

2021年05月09日(日)

レーザーによる歯肉治療について

 

 

こんにちは。衛生士の廣田です!

今回私がお話しする内容は当院で使用にしてるレーザー治療の1つである歯茎処置(歯肉蒸散処置)についてです。

 

 

歯科疾患の代表的な虫歯の発症しやすい部分は主に3つあります。

1.歯の溝

2.歯と歯の間

3.歯と歯茎のきわ

 

この3つの中で、2と3は、歯肉のラインより下の位置にまで虫歯進行してしまってる場合があります。

虫歯治療は感染部分を取り除いたあと、歯質がなくなってしまったところを人工物で補わなければいけません。

 

 

その際に、歯茎より下の位置まで歯質がなくなってしまった場合、綺麗に人工物をいれることが困難になってしまいます。

 

 

従来では、外科的にメスで歯肉を切除するか、

なんとか無理やり人工物を詰めるしかありませんでした。

綺麗に型取りができなかったり、詰められなかったり治療の精度が落ちてしまうと、人工物と歯に段差が生じ、汚れが溜まりやすくなるため感染部分となります。

 

 

そして予後は不良となるため、再度虫歯になりやすくなったり、歯肉が炎症を起こしやすくなるため歯周病のリスクをもあげてしまう恐れがあるのです。

 

 

つまり、虫歯治療で大切なのは、どれだけ精度の高い型取りや段差がない状態で歯肉のフチより上のラインで綺麗に人工物を入れることができるかということです。

 

当院ではそのような症例でも、レーザーを活用することで無麻酔で、痛みも最小限にした状態で歯肉のラインを下げることができます。

そのため綺麗に人工物を入れることができるため、プラークも溜まりづらく綺麗な状態が維持しやすくなります。

 

 

ホームケアやプロフェッショナルケアを行う時に、口腔内をプラークや歯石などの汚れが溜まりづらい状態に改善させることも歯科治療では必要なことです。

 

 

人工物が増えていくとどうしても、綺麗な状態で維持することが困難になってしまうことが多くあると思いますが、当院では従来の治療に比べて、精度の高い虫歯治療をご提案させていただいております。

 

 

実際の症例写真がこちらです。

1枚目は歯肉の腫れがあり、きれいに被せることが困難な状態です。

2枚目はレーザー処置を行い、歯が全体が見えるような状態に改善させることが可能になります。

治療概要 レーザーによる歯周組織の蒸散

治療期間 1回

治療費 1万〜

副作用 一時的に歯肉の違和感がでる場合があります

 

 

 

 

レーザー治療では基本的に麻酔を使用しないため、体の負担も少なく、メスも使用しないため治りも早いです。また処置後すぐにご飲食することも可能です。

 

 

詳しい内容を知りたい方や、ご相談がある方は来院お待ちしております!

 

 

以上廣田でした!

 

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