2020年06月28日(日)
細胞環境デザイン学を学びました!
こんにちは 歯科衛生士の小山です。
6月20、21日に院長と一緒に細胞デザイン学について学びに京都へ行ってきました!
なぜ細胞デザイン学なのか・・・・
歯や歯肉、歯を支えてる顎の骨は全て細胞からできています。疾患を予防し治療の予後を良好にするためには細胞の健康が大切です。
その細胞の健康をどのように維持するか、
今の現代病は何が原因で起きているのかを知りたく座学はもちろん実践を踏まえて学んできました。
講師の先生は有名なアスリートや様々な著名人に食事指導、断食指導をされている方でとても有名な先生です。
講義では各種ミネラルやビタミンの働きなど栄養学を中心としたことを学び、実践では実際に日の出の光を浴び
、呼吸や音楽の大切さ
自然の中で活動する大切さを学びました!
その中でマグネシウムとオメガ3不飽和脂肪酸(α-リノレン酸)の不足が歯科疾患をはじめとする様々な全身疾患の引き金となっている事を学びました。
今の現代人はカルシウムに目を向けがちになってしまっていますがそこで一緒に考えなければならないのが
マグネシウムなのです。
仮にカルシウムを摂取してもマグネシウムがなけれな上手く代謝ができないのです。
カルシウム多価、マグネシウム不足という問題が高血圧や糖尿病、歯周病の進行、白内障、尿路結石などに大きく関わっています。
高血圧の人の多くが飲んでいるお薬はカルシウム拮抗薬がほとんどでこれはカルシウムの排泄を促す薬なのです。
また、摂取する油(オメガ3)のバランスも重要です。
人間の体は細胞からできています。
その細胞壁は油からできているため取り込む油で体の健康は変わってきます。
オメガ6(サラダ油、大豆油など)過剰、
オメガ3(亜麻仁油、青魚の背脂など)不足
が問題となっています。
本来は1対1の摂取バランスが望ましいのですがほとんどの方の食生活が20対1になっているのが現状です。
その事が原因でアレルギーなどの免疫疾患や脳梗塞などの循環器疾患のリスクが高くなり、また学力などにも影響が出ます。
今後もより知識を深め患者さんに多くの情報を提供できるよう学んでいき具体的にどのようにマグネシウム不足、オメガ3不足を解決できるかを考えていきたいです。