2020年03月16日(月)
口腔ケアで感染予防!
こんにちは アスナデンタルクリニックの歯科衛生士の小山です。
今回は歯磨きと感染予防の関係性についてお話しします!
インフルエンザやその他の感染症を防ぐのにうがいや手洗いはもちろんなのですが、強力な予防法として歯磨きがあります。
意外かもしれませんがとても効果的です!
実際に給食後に歯磨きを取り入れている学校ではインフルエンザの罹患率が低いことがわかっています。
インフルエンザなどのウイルスから身を守るためにはまずは口の中で細菌を増やさないことが大切です。
そのための「歯磨き」なんです!
口の中で最近が増えると『プロテアーゼ』というウイルスを拡大させてしまう酵素を生成してしまうからなんです。また口の中で細菌が少ない人の方が免疫力が強い傾向があります。口の中の細菌を減少させるのに効果的なのが歯磨きなのです、しっかり口腔ケアを行うことで口の中が綺麗になるだけでなく免疫力が上がるので風邪やインフルエンザの予防に繋がります。
「マスク、うがい、手洗い」に加え、ぜひ「歯磨き」を頑張ってください。また、年2、3回でいいのでしっかりしたクリーニングを歯科医院で受けていただくこともオススメです。
以下のことも感染予防に効果があります。
(1)水を飲む
冬になると乾燥しやすくなりますが、お口の中が乾燥してしますと細菌が繁殖しやすくなってしまいます。口を湿らす程度の水分補給はまめに行なってください。
(2)お茶を飲む
緑茶などは胃に負担も少なく利尿作用に優れていますので、体の中の毒素を排出するのに効果的です。
(3)お口の体操「あいうべ体操」
最近では、朝礼で行う小学校も増えています。お口を大きく開けて「あ」、「い」、「う」としっかり発声して、最後に「ベー」と舌をしっかり出してください。これを朝晩5回ずつ行なっていただくと、口腔周囲の筋肉を鍛えることができ、これが口呼吸の改善につながります。
口呼吸は万病の元なので口腔周囲筋をしっかり鍛えて、お口はきちっと閉じて鼻呼吸を意識してください。
口腔ケアを通じて健康な毎日をお送りいただけると幸いです。