2024年02月11日(日)
体に優しい野菜のポタージュ
こんにちは。歯科助手の青笹です。
新年から早くもひと月経ち、積雪もあり寒い日が続きますね。
11月のブログでは、まごわやさしい献立を紹介しましたが、毎日の食事の事を少しでも考えていただけているでしょうか。
今回は、野菜と水だけでできるポタージュをご紹介します。
旬の野菜ブロッコリーを使ったポタージュです。最後に塩で味を調えるだけなので、本当の野菜の旨味と甘味を感じることができ、材料も作る工程もとてもシンプルです。煮込む時間は少々かかりますが、後でペースト状にするので、切り方はざっくり適当で構わないので気楽に作れます。
材料 🥦ブロッコリー 一株
🧅玉葱 200g
🥔 じゃがいも 300g
水 400ml
ブロッコリーは小房ごとに切って、茎も捨てずに周りの硬い所は切り落としてざく切りにします。
玉ねぎは皮を剥いて、半分に切ってざく切りにします。
じゃがいもも皮を剥いて、玉ねぎと同じくらいにざく切りにします。
鍋に材料の野菜と水を全部入れて中火にかけ、沸騰したら木ベラでざっと混ぜて、蓋をして弱火で25分火にかけます。
水の量は材料がかぶるくらいですが、野菜からも水分が出るので心配いりません。
25分くらいしたら木べらで潰してみて、柔らかくなっていればハンドブレンダーで滑らかなペーストにします。道具はフードプロセッサーでもミキサーでも、ペーストになればなんでも大丈夫です。
粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵保存です。(写真にある琺瑯の容器ぐらいできます)
あとは食べるときに、豆乳で伸ばして温め、塩で好みの味に調えれば出来上がりです。
豆乳は分離しやすいので、加熱し過ぎないように気をつけて下さい。
まずペーストになった状態で味をみてください。雑味のない体にすっと染みる優しい味だと思います。滋味深い味ですが、野菜本来の美味しさを味わえます。普段食べ慣れているものより、味気ないかもしれませんが、野菜本来の味をぜひ一度食べてみて下さい。
また作っておけば、温めるだけでいいので、時間がない朝食にお薦めです。お腹の中から温まり、一杯でも満足感が得られるので、カロリーを制限している方も安心して食べられます。
自然な野菜の甘さなので、小さなお子さんのおやつにもお薦めします。幼児期に、砂糖がたくさん入ったお菓子や塩気の強い油菓子などはなるべく避けて、自然な味を知って欲しいです。野菜を茹でただけだと嫌いで食べなくても、ペーストにしたポタージュの味は好きになるかもしれません。
バターや乳製品を使えば、コクがあり美味しいのはもちろんですが、自然な本来の味を感じる事が大事です。野菜の栄養が詰まっていますから、咀嚼が困難なときや体調がすぐれないときでも、栄養価の高い食事になります。
私は寒い冬の朝、ポタージュと焼いたお餅をよく食べます。
ポタージュと言うと洋風な感じがしますが、豆乳ではなく出汁で伸ばせば、和風な味になります。お酒が好きな方には、呑む前に前菜として召し上がるのもいいと思います。
また、ブロッコリーの代わりにカリフラワーにしたり、季節ごと旬の野菜を使えば、野菜の色や香りも楽しめます。冬は温かくして、暑くて食欲が出ない夏は冷たいままで食べたりと一年を通して楽しめます。
体の源になる日々の食事に野菜のポタージュをお薦めします。