2023年06月10日(土)
キシリトールガムのご紹介
こんにちは!受付の田中です。
今日は当院で販売している『キシリトールガム』を紹介したいと思います。
まずキシリトールとはどんな成分?
①虫歯のもととなる『酸』を作らない
キシリトールは砂糖と違い、口の中で『酸』を作らない特別な甘味料で白樺や樫などの樹木や植物から作られています。
また、イチゴなどの身近な果物や野菜にも含まれているほか、人間の体内でも作られている成分です。
②砂糖のように甘いのに、カロリーは25%オフ!!
砂糖と同じくらいの甘味がありますが、カロリーは砂糖より少なめ!(砂糖は4㎉/g・キシリトール3㎉/g)
また、スッとした冷涼感があるのも特徴の一つです。
③予防先進国『フィンランド』生まれ
キシリトールはフィンランドで生まれた甘味料です。
フィンランドの国民の健康意識はとても高く、子供からお年寄りまで、9割がキシリトールを日常的に摂っていると言われています。
キシリトールは、虫歯の大きな原因とされるミュータンス菌の活動を弱める働きがあります。
また、キシリトールによって虫歯の原因となる歯垢(プラーク)が付きにくく、剥がれ落ちやすくなります。
さらに、歯の再石灰化を促して歯を強くする効果もあります。
キシリトールが歯に良いことが分かったところで、歯科専売品と市販品のキシリトールガムがありますがどのような違いがあるのでしょうか?
1番の大きな違いはキシリトールの含有量です!!
歯科専売品のガムには、甘味料としてキシリトールが100%配合されており、キシリトール以外の甘味料は含まれていません。しかし、市販品ではキシリトール以外にも糖質が含まれているため、キシリトールの効果を十分に期待することが出来ない可能性があります。
その他にも歯科専売品のキシリトールガムは矯正中や、義歯の方にも噛んでもらえるよう歯にくっつきにくいガムベースを使用しています。また市販のものよりもガムベースが硬いため、噛む力を鍛えることができるなど、様々なメリットがあります。
この様にキシリトールには虫歯の予防・歯を強くする効果があります。
キシリトールガムを噛むことによって唾液がでできます。実はこの唾液もお口・歯の健康にとても大切です。ここからは唾液についてお話していきます。
唾液は常にお口の中を潤していますが食事中に噛むことによって分泌量が多くなります。
唾液には、酸性を中性に戻す力『緩衝作用』・唾液アミラーゼ(プチアリン)がデンプンを分解する『消化作用』・歯の表面についた汚れを落とす『自浄作用』の働きがあり、唾液の分泌量が多いほど虫歯予防の効果があるため唾液の量はなるべく多く保つことが大切です。唾液の量を保つにはどうしたらいいのか?それはよく噛むということです。食べ物をよく噛むことで唾液は分泌されます。
皆さんは食事中に水やお茶などの飲み物を飲みながらの食事をとられていませんか?
実はその食事のとり方は唾液の分泌を妨げてしまっている可能性があります。
本来は食事中によく噛むことで唾液が分泌されますが、お茶や水などの水分取りながらの食事は唾液を出さなくても食べ物を飲み込むことが出来てしまう為、唾液が分泌量が少なくなっている可能性があります。食事中の水分はお茶や水ではなく具だくさんのスープや味噌汁をよく噛むように食事を取っていただくように当院ではおススメしています。
唾液は私たちの口の中の健康を守ってくれる強い味方なのです!
このことからよく噛んで唾液の分泌を促し、キシリトール100%入っていて、美味しくお口・歯の健康か保てるのが
『歯科専売品 キシリトールガム』なのです。
毎食後や間食の代わりに、歯磨きの前にキシリトールガムを噛んでいただくと効果的です。
毎日の生活の中で歯磨きだけではなくキシリトールガムを噛んでお口の中の健康を保っていきましょう!
購入ご希望の方はスタッフにお声かけください。